韓国の家庭料理「カムジャジョリム」は、じゃがいもをしょうゆベースで煮含めるおかずです。大人用の味を完成させてから水で薄めるのではなく、味付けをする前に子どもの分を取り分ければ、同じ鍋から家族の食事を用意できます。ここでは、幼児食を想定したやわらかさの確かめ方と、取り分ける順番が分かる作り方を紹介します。
カムジャジョリムは、味付け前に幼児分を分ける

カムジャジョリムは、じゃがいもを甘辛いしょうゆだれで煮る韓国の家庭料理です。家庭によって甘さやにんにくの量は異なり、唐辛子を加えない作り方もあります。今回は辛味を使わず、子どもの分を味付け前に取り分ける方法にしました。
大人用のおかずと別々に調理しなくてよいので、平日の夕食にも取り入れやすい一品です。取り分けた後に大人用だけを調味すれば、子ども用に味を薄め直す必要もありません。食べ慣れていない食材やアレルギーが心配な場合は、使う食材を事前に確認してください。
材料は少なめに、じゃがいもの大きさをそろえる

目安:大人2人と幼児1人分
- じゃがいも:300g(小さめ3〜4個)
- 玉ねぎ:40g(約1/4個)
- 水:180ml
- 大人用のしょうゆ:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- おろしにんにく:小さじ1/4(好みで調整)
- ごま油:小さじ1、いりごま:少量
じゃがいもは皮をむき、火の通りがそろうように1.5cmほどの角切りにします。幼児の食べる力に合わせて、取り分け後にさらに小さくするため、最初から細かく刻む必要はありません。玉ねぎは薄切りにします。しょうゆとごまは大人用に使うため、幼児分を分けるまでは加えません。
煮てから取り分け、大人用だけ味を仕上げる

- 鍋にじゃがいも、玉ねぎ、水を入れ、ふたをして中火にかけます。沸いたら弱めの中火にし、10分ほど煮ます。
- 竹串やフォークを刺し、中心まで抵抗なく通るか確かめます。まだ硬ければ水を少量足して、2〜3分ずつ追加で煮ます。鍋の大きさや火加減で時間は変わるため、時間だけで判断しないのがポイントです。
- じゃがいもが十分やわらかくなったら、清潔なスプーンで幼児分を先に別皿へ移します。必要に応じて熱いうちに小さく切るか、フォークで軽くつぶします。
- 残った大人用の鍋にしょうゆ、砂糖、おろしにんにくを加え、煮汁が少なくなるまで3〜5分煮ます。火を止めてからごま油といりごまを加えます。
幼児分を取り分ける前に大人用の調味料を入れないことが、この作り方の要点です。しょうゆやごま油を後から加える順番にすれば、同じ鍋で仕上げても味を分けられます。
食卓では熱さと食べやすさを一皿ずつ確認する

取り分けたじゃがいもは、子どもの噛む力や食べ慣れた形に合わせて大きさを調整し、十分に冷ましてから出します。口の中をやけどしない温度か、中心までやわらかいかを大人が確認してください。じゃがいもは丸い形のまま出さず、必要ならつぶす・小さく切るなど、普段安全に食べられている形に整えます。
このレシピは、幼児食を食べている子ども向けの家庭料理の一例です。年齢だけで形状を決めず、その子の発達や食べる様子に合わせてください。大豆アレルギーがある場合は、しょうゆの原材料も確認し、心配があれば医師などに相談してください。
残った料理は長時間室温に置かず、粗熱が取れたら清潔な容器に分けて冷蔵し、なるべく早めに食べきります。再加熱するときは全体が十分に熱くなるまで温め、食べ残しを保存し直すのは避けます。家族用には後から味を足し、幼児用は食べやすさを見ながら整える。この順番なら、韓国の家庭料理を日々の食卓に無理なく取り入れられます。