「外食のとき、この子は何を食べさせればいいの…?」子どもと一緒に外出するたびに、こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
今回は、韓国の家庭で実践されている「お出かけ時の離乳食・幼児食対策」についてご紹介します。韓国では外食文化が非常に発達しており、子連れでの外食に慣れている家庭が多いため、参考になる工夫がたくさんあります。
韓国の食堂ではよくあること
韓国の食堂では、注文していなくても取り皿やお湯(お茶)が自然と運ばれてくることが多く、子ども用に「取り分け」がしやすい文化があります。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、「取り分けできますか?」と一言尋ねてみるだけで、対応してもらえるお店も少なくありません。
外食・お出かけ時の基本の考え方

1. 「持参」と「取り分け」を組み合わせる
すべてを持参しようとすると荷物も負担も増えてしまいます。基本のごはんやおかずは持参し、汁物やスープなど温かいものはお店で取り分けてもらう、というように組み合わせるのがおすすめです。
2. メニューを事前にチェックする
行き先が決まっている場合は、事前にメニューを調べて「取り分けできそうなメニューがあるか」を確認しておくと、当日慌てずに済みます。うどんやおかゆ、蒸し料理があるお店は取り分けしやすい傾向があります。
3. 定番の「お出かけセット」を作っておく
いつも同じセットを持ち歩けるようにしておくと、準備の手間が減ります。
お出かけセットの例
- おにぎりやおかゆ(小分け冷凍したものを保冷剤と一緒に)
- 使い慣れたスプーン・フォーク
- エプロンまたは大きめのタオル
- 密閉できる小さめの容器(残ったものを持ち帰る用)
- ウェットティッシュ
韓国式・持ち運びに便利な食材アイデア

のり巻き(キンパ)風おにぎり
韓国の「김밥(キンパ)」は、具材を選べば子ども向けにアレンジしやすいメニューです。卵焼き、ほうれん草、にんじんなどを細かく刻んでご飯に混ぜ込み、小さめのおにぎりにすれば、外出先でも食べやすい一品になります。
蒸しパン・シルトク
前回ご紹介したかぼちゃやさつまいものシルトク(韓国風蒸しパン)は、常温でも食べやすく、外出時のおやつとしても優秀です。
果物の持ち運び
りんごやバナナなど、皮をむけばそのまま食べられる果物は、外出先での補食として重宝します。あらかじめカットして密閉容器に入れておくと、さっと取り出せて便利です。
外食先での取り分けのコツ

- 辛くない・味の薄いメニューを選ぶ:わかめスープ、卵蒸し料理(계란찜/ケランチム)などは比較的取り分けしやすいメニューです。
- 注文時に一言添える:「子ども用に少し取り分けてもいいですか?」と伝えるだけで、快く対応してもらえることが多いです。
- 熱いものは冷ましてから:熱々のスープなどは、取り皿に移して少し冷ましてから与えましょう。
まとめ
外食やお出かけ時の離乳食・幼児食は、「全部手作りしなければ」と気負いすぎず、持参と外食メニューの取り分けをうまく組み合わせることが長続きのコツです。韓国の食堂文化にヒントを得ながら、無理のないお出かけスタイルを見つけていただければと思います。
次回は、「兄弟・姉妹がいる家庭での離乳食・幼児食の同時進行術」についてご紹介する予定です。お楽しみに。