前回の記事では、韓国風のおかずレシピをご紹介しました。今回は、そうしたおかずを無理なく続けるために欠かせない「作り置き・冷凍保存」のコツについてご紹介します。
韓国の家庭では、忙しい共働き世帯が多いこともあり、まとめて調理して冷凍しておく文化が根付いています。今回はその知恵を、離乳食・幼児食に応用する方法をお伝えします。
なぜ作り置きが大切なのか
離乳食・幼児食は品数が多く、少量ずつ何種類も用意する必要があるため、毎食一から作るのはとても大変です。まとめて作って冷凍しておけば、忙しい日でもレンジで温めるだけで栄養バランスの取れた食事を用意できます。
韓国の家庭料理でよく使われる「一汁一菜+副菜」のスタイルも、実は作り置きと相性が良いスタイルです。汁物・主菜・副菜をそれぞれ数日分まとめて仕込んでおけば、組み合わせるだけで献立が完成します。
冷凍保存の基本ルール

1. 小分けにする
1食分ずつ小分けにしておくことで、必要な分だけ解凍でき、無駄がありません。製氷皿タイプのフリージングトレーを使うと、月齢に合わせた量を管理しやすくなります。
2. 急速冷凍する
粗熱を取ってから、なるべく薄く平らにして冷凍すると、冷凍・解凍のスピードが早くなり、食材の劣化を防げます。金属製のトレーの上に乗せてから冷凍庫に入れると、より早く冷凍できます。
3. 保存期間の目安を守る
離乳食・幼児食の冷凍保存は、一般的に2〜3週間以内を目安にするのが安心です。作った日付をラベルに書いておくと管理がしやすくなります。
メニュー別・冷凍保存のコツ

おかゆ・チュク類
小分けの製氷皿や離乳食用フリージングパックで冷凍しておくと便利です。解凍する際は、電子レンジで加熱した後、様子を見て水分を少し足すと、炊きたてに近い食感に戻ります。
炒め物・ナムル類
ナムルは水分が出やすいため、しっかり水気を切ってから冷凍するのがポイントです。解凍後は加熱しすぎると食感が落ちるため、軽く温める程度がおすすめです。
スープ類
スープは製氷皿で凍らせてから保存袋にまとめておくと、必要な分だけ取り出しやすくなります。卵入りのスープは、卵の食感が変わりやすいため、卵は解凍後に追加するのもひとつの方法です。
韓国の家庭で愛用されている保存アイテム

韓国の家庭では、シリコン製の製氷皿型フリージングトレーや、ガラス製の密閉保存容器が定番アイテムとして愛用されています。プラスチックよりもニオイ移りが少なく、繰り返し使えるため、長期的に見るとコストパフォーマンスも良いといわれています。
離乳食用品を選ぶ際は、電子レンジ・食洗機対応かどうかも確認しておくと、日々の負担を減らすことができます。
まとめ
作り置き・冷凍保存の工夫は、離乳食・幼児食を無理なく続けるための大切なポイントです。韓国の家庭で根付いている「まとめて仕込む」文化を取り入れることで、日々の食事準備の負担をぐっと減らすことができます。
次回は、韓国の家庭で定番の「発酵食品」を、離乳食・幼児食にどう安全に取り入れるかについてご紹介する予定です。お楽しみに。
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